新型コロナウイルス感染症により影響を受けられた皆様に
心よりお見舞い申し上げます。
保険ご加入の経営者の皆様、平素は大変お世話になりありがとうございます。
お手すきの際にご一読いただければ幸いです。
緊急事態宣言が解除されて1か月以上が経ちました。徐々に普段の日常に戻り
つつも、まだまだ新しい生活様式に不便を感じる毎日ではありますが、この
大きな壁を乗り越えていきたいですね!!
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1) 経営者の皆様、緊急準備資金の準備はできていますか?
2)コロナによる保険会社への影響
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1)経営者の皆様、緊急準備資金の準備はできていますか?
4月7日、政府は史上初めて「緊急事態宣言」を発表しました。
他国に比べると日本の規制は緩いものの、外出自粛や開店・営業の自粛で
景気の落ち込みは、リーマンショックを大きく上回っています。
実際、経営が行き詰まり倒産を余儀なくされている企業も多くあります。
【以下yahooニュース・IBK経済研究所の調査結果抜粋】
従業員数300人未満の中小企業1000社を対象に、5月27日から6月9日
までアンケート調査を行った結果、中小企業の82%がコロナウイルスによ
る被害を受けており、被害の種類は売上減少(87.4%、重複回答あり)、防疫
消毒費用の増加(21.5%)、休業による生産への支障(14.6%)などであった。
被害を受けた企業の売上減少の程度は「25%未満」が48.5%で最も多く、
「25%~50%未満」が25.6%。
業種別に見ると、教育サービス業およびスポーツ・レジャーサービス業で、
すべての調査対象企業が売上で被害を受けたと答え、宿泊・飲食店業、卸
小売業、不動産業も95%以上が売上減少を被った。
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そこで、経営者の皆様にお聞きしました!
不測の事態時、緊急時の資金繰りに不安はありませんか?
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緊急時の資金繰りについて中小企業経営者様へのアンケートでは以下のよう
な回答になっております。
Q1、新型コロナウイルス感染症による影響で
会社の急な資金需要が発生しましたか?
発生した → 25%
発生しない → 75%
(4社に1社は資金需要が発生)
Q2、資金繰り策として、具体的な対策はしましたか?
具体的な対策はしていない → 47%
公的機関からの融資 → 19%
銀行からの融資 → 15%
親族からの融資 → 14%
信用金庫からの融資 → 9%
友人・知人からの借入 → 5%
その他 → 5%
生命保険の契約者貸付 → 2%
その他金融会社・組合から → 2%
信用組合からの融資 → 2%
Q3、パンデミック・リーマンショックなどの外的要因
による経営危機への資金面への備えとしてどういった
対策をされていますか?
預貯金 → 57%
資金の備えはしていない → 36%
個人向け生命保険 → 10%
法人向け生命保険 → 10%
その他金融商品 → 8%
その他 → 8%
(以上、2020年4月エヌエヌ生命アンケート調査結果)
上記のようなアンケート結果ですが、経営状況が良い時も悪い時も、
“資金繰り” を考える事が重要なポイントと言えそうです。
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企業の存続には黒字・赤字よりも“資金繰り”が大事??
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会社を経営するうえで、まずは資金の動きを把握する事が大切です。
赤字でも資金があれば倒産せず、黒字でも資金がなければ倒産することも
あります。企業にとって資金繰りの改善はとても重要と言えます。
資金繰り = お金のやりくりを考える = 経営を守る
今ご加入されている保険の内容を今一度見直すことも、資金繰りの改善に
繋がります。保険の機能をうまく活用すれば、財務的な損失に備えることは
可能です。スピーディーな支払いも保険ならではの魅力ではないでしょうか。
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2)コロナによる保険会社への影響
新型コロナウイルスの影響により国内外で金利が下がり、各生命保険会社より、
一部商品の販売停止や、予定利率引き下げの発表を始めました。
そもそも予定利率とは・・・
簡単に言うと、保険会社が契約者に約束する運用利回りの事で、保険会社が保
険料を計算するときに用いる基礎率の一つです。
では、予定利率が何に影響するのかというと、保険料と解約返戻金が変わって
きます。
① 予定利率と保険料
予定利率が高い→ 保険料は安くなる傾向があります。
予定利率が低い→ 保険料は高くなる傾向があります。
予定利率が高いと保険料の運用益が大きくなるため、利益がでる分保険料をお
安くすることができます。しかし予定利率が低いと運用益が少なくなるため、
保険会社の利益と契約者の保険金を準備するため、保険料が高くなる傾向があ
ります。
② 予定利率と解約返戻金
予定利率が高い → 解約返戻金が高くなる傾向があります。
予定利率が低い → 解約返戻金が低くなる傾向があります。
払い込まれた保険料は運用されて増えますので、予定利率が高いと返戻率が上
がるということです。
コロナウイルスの影響により、いろんなものが今までと変わりつつあります。
保険もそうです。予定利率だけで保険の判断はできませんが、この機会に必要
な保障を検討する良い時期なのかもしれません。
みなさまの日々のお役立ていただければ幸いです。
ご質問等がございましたら、電話またはメールにてお問合せ下さい。