A-Life News

2020.10.02

A-Life 通信 vol.005 秋の夕暮れは重大な事故にご注意を

新型コロナの影響で交通量が減り、あわせて交通事故が減少しているという報道を

よく耳にします。しかし、大阪や東京、愛知、神奈川などの都市部では死亡事故が

増えているそうです。道が混んでいないから速度が上がる傾向が出ていることも確

かで、これにより万一交通事故を起こした場合、死亡率が上がってしまう可能性も

あるのです。

秋の行楽シーズン、お出かけする機会も多くなるかと思いますが、くれぐれも気を

つけてお出かけください。

 

□□ 目次───────────────────────────────────────── ■■

 

1)秋の夕暮れは重大な事故が発生しがち!?

2)夕暮れ時の事故を防ぐにはどうすればいいの?

3)お車・ちょこっと雑学

 

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1) 秋の夕暮れは重大な事故が発生しがち!?

“10月から年末にかけて交通事故が増える”と言われているのをご存知でしょうか?

特に、秋の夕暮れ時には注意が必要です。

 

「秋は夕暮れ、、、」と枕草子で書かれているように、秋は夕暮れの時間が印象

的な季節です。夕暮れ時のことを黄昏時(たそがれどき)とも言いますが、これ

は夕焼けで薄暗い中、景色が黄金色に輝く時間帯を示す言葉だそうです。

この黄昏時の語源は、

誰ぞ彼(たれぞかれ)

たそがれ

黄昏時

漢字で「黄昏」と書くのは、当て字のようです。)
日が暮れ薄暗くなり、そこにいる“彼が誰か?”わかりにくくなる時間帯を言うそ

うです。

 

警視庁発表の統計によりますと、17時台から19時台の時間帯に交通死亡事故が最

も多く発生しています。ではなぜ夕暮れ時に重大な事故が多く起こるのでしょうか?

 

①夕暮れ時は空が明るく、路面付近が暗くなる。

人の目はどうしても明るい部分を主に見てしまうので、路上にいる人やクルマが視

界に入りにくくなりますその結果、歩行者の横断や自転車の存在などに気付くの

が遅くなってしまうのです。

 

②17時台から19時台の時間帯は、帰宅ラッシュ。

歩行者や自動車の交通量が増える時間帯ですので、必然的に交通事故も増えてしま

うことになります。

 

③疲れ

夕方は朝と違って1日の疲れがたまり、集中力も低下するため、クルマに対する意識

が低下してしまうことも指摘されています。

 

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2夕暮れ時の事故を防ぐにはどうすればいいの?

では、上記のよう危険が潜む夕暮れ時、どのような事故防止対策があるのでしょうか。

 

対策① 早めのヘッドライトの点灯

秋や冬の夕暮れどきは、あっという間に暗くなってヘッドライトの点灯タイミングが

遅れがちになります。ドライバー本人は「まだ明るいな」と思っていても、実際には

思っている以上に薄暗く視野の確保ができていません。

日没30分前には点灯をすることをおすすめします。

ライトの早期点灯は自分の視界の確保だけでなく自車の存在をアピールし、歩行者や

自転車に注意を促す効果もあります。

 

対策② 昼の走行より速度を落としぎみに走行

夕暮れどきは昼間と比較すると周囲の確認がしにくくなります。そこで、速度を落と

して走行することで、事故のリスクが高い対象物をしっかり確認しやすくなるのです。

また、明るい街灯にも注意が必要です。街灯はクルマのヘッドライトを吸収し、対向

車などの発見を遅らせることがあるので、意識してスピードを落とし走行しましょう。

 

対策③ ちょっとした心がけ

眩しい西日を遮るため、サンバイザーやサングラスを利用することも有効です

また、疲れがたまると運転時の姿勢も悪くなりがちです。ミラーの位置を合わせ、

背筋を伸ばしてシートに深く座ることを意識し、広い視野をもって運転ができる

よう姿勢を正してください

 

対策④ ちょっとした知識

生活道路や学校・職場の近くなどを走行する場合は、どのような危険があるのか、

事前に危険を周知しておくことも大切です。

ご自身が住む地域の交通事故発生の地図を下記より確認してみて下さい。

 

https://www.sonpo.or.jp/about/useful/kousaten/2019/

全国交通事故多発交差点マップ(出所:日本損害保険協会)

 

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3)お車・ちょこっと雑学

 

2020年5月7日、一般社団法人日本損害保険協会が第21回となる「自動車盗難事故

実態調査結果」を発表しました。

 

全国で発生した自動車本体盗難事故および車上ねらい事故により車両保険金の支

払いを行った事案について調査したものです。

調査期間:2020年2月1日~2月29日

調査対象:損害保険会社18社(損保協会非会員会社を含む)

対象事案:調査期間内に車両保険金の支払いを行った事案

(車両本体の盗難の調査総数は232件、車上ねらいの調査総数は224件)

 

調査期間内の車両本体盗難総数のうち、車両盗難被害にあった車種ワースト5を

ご紹介いたします。

 

1位/ランドクルーザー

2位/プリウス

3位/レクサスLX

4位/アルファード

5位/レクサスLS

 

犯人はあらかじめ狙いを定めて下調べをし、犯行の機会を窺っています。

車両盗難に遭わないために、普段から防犯対策をしておきましょう。

狙われる車種は、海外の情勢によって変化しているようですので、ここに挙げ

た車種以外のオーナー様も十分に注意して下さい。

 

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最後に、コロナ禍で自家用車や二輪車、営業車両での通勤が増えている企業様も
多いのではないでしょうか?

不用意に生活道路を走行したり、歩行者、自転車の多い場所で無理な運転をしたり
しないように自覚を持ち、お互いに注意し合うよう心掛けていきましょう!!

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みなさまの日々のお役立ていただければ幸いです。

ご質問等がございましたら、電話またはメールにてお問合せ下さい。