A-Life News

2016.06.24

日々のストレスを軽減する7つの方法

ストレスってどこからくるのでしょう?

 現代社会の中では、ほとんどすべての方がストレスを抱えています。誰もが自分のストレス解消法を持っていると思いますが、だれにでも効果のあるストレス解消法を今回はお伝えしたいと思いますが、その前にストレスの原因って何かご存知ですか?

 ストレスとは、何らかの刺激によって生体に生じた歪みの状態を意味している。元々は材料力学上の言葉で、例えばスプリングを引き伸ばしたり、ゴム球を押し縮めたりした時にその物質の内部に生じた応力の事を言います。(Wikipediaより)

 つまり、個人の考えや行動を反発不可能な人や組織体により押さえつけられる事によりストレスは発生します。強く押さえつければ押さえつけるほど、大きな反発を生むのを考えると人もゴム球も同じといえるかもしれません。

ストレスは、会社やコミュニティ、組織に属する以上、多かれ少なかれ誰もが受けている。と、考えて間違いありません。しかし、世の中にはストレスをうまく発散できる人と出来ない人がいます。発散がうまく出来ないと鬱などの精神疾患を患ってしまい、さらに過酷な状態になると自殺を選択してしまう場合もあります。そんな状態に陥らない為にも、定期的にストレスを発散するのは非常に重要です。

 それでは、次のページから7つのストレス軽減方法を紹介させて頂きます。

 

簡単に出来るストレスを軽減する7つの方法

1. 十分に睡眠を取る

睡眠不足は疲労感を増すだけではありません。最近の研究では、たった一晩の睡眠不足でもストレスホルモンが増えることがわかりました。またやっかいなことに、このストレスホルモンの増加は、眠りにつきにくい状態を引き起こしてしまいます。こうなると、眠い上に疲れているのに眠れないという、悪循環に陥ってしまうのです。この状態がさらに続くと、鬱病の原因となり、最悪の場合、過労死にも繋がります。

 

2. けんかをしない

マントヒヒを観察していたスタンフォードの生物学者は、マントヒヒの性格とストレスホルモンレベルの関係性を発見しました。それは、挑発に乗ってけんかしてしまう性格よりも、比較的穏やかな性格の方が、ストレスホルモンのレベルが低く、集団の中での階級も上でした。どうしても、腹が立つことがあって、声を荒げてしまいそうになったら、大きく3回深呼吸してみてください。脳に多くの酸素が送り込まれ冷静な判断が出来るようになる場合があるそうです。ブチッときたら深呼吸を。

 

3. 瞑想する

瞑想というと、なにかスピリチュアルなイメージがあるかもしれませんが、文字通り「目を瞑って空想の中に身を置く」事です。瞑想は、短時間でもストレスや不安感を軽減させられます。シカゴ大学の心理学者が、難しい数学のテストを受ける前の被験者に10分間の瞑想をしてもらったところ、平均で点数が5点上がったのだそうです。

 

4. ストレスと向き合う

落下傘部隊がパラシュートで下りる訓練をする時、最初のトレーニングは、自分がストレスに対してどう反応するかを知ることだそうです。ノルウェーのある研究によると、飛行機から飛び降りるときの恐怖といった反応は、飛び降りる前から始まり、飛び降りたあと何時間も続くとわかりました。しかし興味深いことに、何度も訓練で飛び降りていると、その恐怖は飛んでいる間だけになっていくのだとか。ストレスが高い状態が長く続くと、病気になるなどの身体的な影響につながりますが、ストレスを避けられない状況でも、慣れてくると高ストレス状態にある時間を短くできるようです。

 

5. 適度なアルコール摂取

アルコールは、人によっては精神安定剤のように働いてくれます。飲むことによって不安感を解消させ、緊張をほぐしてくれるからです。仕事のあとのビールがおいしく感じるのもそのためです。しかし、大量の飲酒は禁物です。飲み過ぎると、かえってストレスホルモンを誘発してしまいます。ビールなら1~2缶分、焼酎やウイスキーなどの場合は、1杯で十分に緊張をほぐせるでしょう。

 

6. 軽く汗をかく程度の運動をする

運動は、ストレス軽減に非常に役に立ちます。1日10分~15分ほどの短時間でも運動をすることで、大幅にストレスが軽減できるそうです。また、大きなストレスを感じた時30秒から1分間激しい運動(全力疾走など)をすると、瞬間的にストレスを解消する事が出来る事も近年の研究で解っています。しかし、これはあくまで運動を楽しめている場合に限ります。楽しくない場合や義務的に運動する場合は、逆に運動する事がストレスになる事もあるので、注意が必要です。

 

7.完全にオフラインの時間を作る

若者を中心にFacebookやTwitterなどのSNSが盛んに利用されています。このようなコミュニケーションのスタイルは非常に便利であり、たくさんの友人と交流する事で、ストレスを軽減する事もできます。しかし、過度の利用には注意が必要です。最新の研究では、SNSによってストレスを感じる人は、SNSを利用している人の54.1%にものぼります。1日のうちに1時間でもいいので、スマホに一切触れない時間を作る事でストレスを軽減できる可能性があります。

 

永遠の戦い!自分VSストレスの権化

 無理なく実践できそうなものはあったでしょうか?どの方法にも言える事ですが、無理をして実施すると逆にストレスになってしまいます。出来そうなこと、やって見ようかなと思える事を1つでも実践して頂ければ、ストレス軽減の力になってくれるはずです。

 今回紹介した以外にも、大きな声を出したり、誰かに相談したりと軽減法はたくさんあります。ストレスの軽減に最も大切なことは「楽しめる事」「達成感を得る事」「快感を得る事」です。これが出来るのであれば、それがなんであろうと軽減の一助になってくれるはずですので、ご自分で探してみるのも一興かもしれません。

でもまずは、ストレスを貯めないことが大切ですので、可能であるならばストレスの権化になっている人やモノに対しての解決策を探り、それが人であるならしっかりと話合い、お互いの妥協点を模索する努力をし、抜本的解決を試みる事も大切です。